戦争映画は、映画館ではあまり見ない。
辛くなるからだ。
でも、なぜか、この映画は気になり、映画館に出むいてみた。
この夏、私は、スカパーのヒストリーチャンネルで、アメリカ製作の硫黄島の、TVドキュメント番組を、見ていた。
それも不思議だ。
いつもは、見ないであろう番組なのに・・・。
想像を絶する、戦いであった・・・でもこの現実は、日本では、あまり語られていない。
硫黄島に、必ずや、アメリカが、仕掛けてくると、ふんで、穴にこもって、ひたすら、攻撃が来るのを待つ・・・・。
暗闇で、ただ待つ。
アメリカ兵が、島に上陸しても、まだ待つ・・・。
そして、ギリギリで発砲、戦いが始まる。
TVドキュメントを観ての、状況だ。
今回の硫黄島2作品は、クリント・イーストウッドが監督ってこともあるが、この事件を、アメリカと日本の双方から、描いて、それぞれの立場で、2作品に仕上げているってことも、興味がわく。
それで、昨日"
父親たちの星条旗”を観てきた。
事実の基づいての、英雄扱いされてしまった、兵士の苦悩と戦争の悲惨さを描いている。
この映画は、好き、嫌い・良い、悪い・面白い、面白くない・・・の観点ではなく、戦争を知らない世代が、見るべき映画だと思う。
情報として、この事実を知らないままで、生きてきた人たちが、見るべき映画ではないだろうか。
12月9日から始まる、”硫黄島からの手紙”も映画館に、足を運ぶつもりだ。