父親たちの星条旗

戦争映画は、映画館ではあまり見ない。
辛くなるからだ。

でも、なぜか、この映画は気になり、映画館に出むいてみた。

この夏、私は、スカパーのヒストリーチャンネルで、アメリカ製作の硫黄島の、TVドキュメント番組を、見ていた。
それも不思議だ。
いつもは、見ないであろう番組なのに・・・。

想像を絶する、戦いであった・・・でもこの現実は、日本では、あまり語られていない。
硫黄島に、必ずや、アメリカが、仕掛けてくると、ふんで、穴にこもって、ひたすら、攻撃が来るのを待つ・・・・。
暗闇で、ただ待つ。
アメリカ兵が、島に上陸しても、まだ待つ・・・。

そして、ギリギリで発砲、戦いが始まる。
TVドキュメントを観ての、状況だ。

今回の硫黄島2作品は、クリント・イーストウッドが監督ってこともあるが、この事件を、アメリカと日本の双方から、描いて、それぞれの立場で、2作品に仕上げているってことも、興味がわく。

それで、昨日"父親たちの星条旗”を観てきた。
事実の基づいての、英雄扱いされてしまった、兵士の苦悩と戦争の悲惨さを描いている。
この映画は、好き、嫌い・良い、悪い・面白い、面白くない・・・の観点ではなく、戦争を知らない世代が、見るべき映画だと思う。

情報として、この事実を知らないままで、生きてきた人たちが、見るべき映画ではないだろうか。

12月9日から始まる、”硫黄島からの手紙”も映画館に、足を運ぶつもりだ。


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この記事へのコメント
興味深そうな映画だね、やっぱり。先月、見に行きたかったんだけど、週末になると買い物に行かなきゃならなかったり他の事があって、なんか行きそびれてしまったんだよね。でも硫黄島のことは硫黄島関連ウェブサイトでたまたま知ったことがあって、(私達、戦争について教育を受けてなさすぎ...アメリカ人のほうが硫黄島を知ってる)日米ともにすごく大勢亡くなっていて、未だに遺骨や遺品もない遺族が日米に多いのに、アメリカからは遺族が硫黄島を訪問することはできるのに、日本からは定期便がないので自衛隊の飛行機でしか行く事ができない、って読んだ事があるよ。
Posted by レドンドビーチ at 2006年12月06日 06:09
日本ではアメリカより先行公開で、9日からやってるんだってね。”硫黄島からの手紙”。。。こっちは20日公開だけど、前評判が高いよ〜〜。なんかまたクリントイーストウッドがアカデミーを取りそうな勢い。

早く見たいんだけど、もう見た?どうだった〜〜??
Posted by レドンドビーチ at 2006年12月13日 11:21
まだ、見てないんだよ。

今年は、忘年会が多くて、家を空けてるから、来年新年早々に行くつもり。

この作品、賞とったよね。
クリントイーストウッドは、私、大好き!

演技者としても、監督としても。
そして、何よと、若い女性と絡むシーンも、あんなおじいちゃんなのに、違和感がないのがすごい!!
かっこいいものね。
Posted by オリーブ at 2006年12月15日 17:54
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