新年初めの映画は、
硫黄島からの手紙でした。
二宮君演ずる”西郷”の飄々とした、役柄が何ともニュートラルで、戦争反対!とも天皇陛下万歳!とも訴えていない演技が、よかったです。
クリントイーストウッド監督の映画は、見る側が、感じ取っていく雰囲気が好きです。
戦争映画ですから、残虐なシーンがいっぱいあり、目を覆いたくなりますが、それをセピアカラーの色合いで、軽減してくれている手法も、すごいな、と思います。
非常にリアル感があり、臨場感があります。
自分が、その場にふと、映画の中の人物となり、一緒に考えてしまいます。
この映画をブッシュ大統領や、世界の首謀者に見ていただきたいですね。
これを見ても、まだ戦争する必要があるか・・・・・。