ダ・ビィンチ・コードを観てきました。
小説を読んでから、だったので、残念なことにハラハラ・ドキドキがなく、犯人探しの推理もなく、いつもの楽しみ方が出来ませんでした
だから、といってこの映画は良くなかった訳ではありません。
内容もショッキングですし、事件と謎解きのサスペンスがあり、十分楽しめます。
ダ・ビィンチが絵に、込めた暗号の解読を、じっくり明かす時間が、映画では出来なかったのが残念です。(長い小説だから仕方が無いのだが)
映画だけを見た人は、果たして、この物語を理解できたんでしょうか?
宗教における、歴史も日本人には、蚊屋の外の話ですし、ピンとくるものが、ありません。
このあたりになると、本だけ読んでも、理解は出来ていません。
(小説を読むと、ダ・ビィンチのことや、キリスト教について、もっと知りたくなります。関連本がいくつも本屋に並んでいるのは、うなづけます)
後半最後のソフィーの家族の生存についてが、少し小説と違っていました。
でも、違和感はありませんでした。
この映画、事件が終わり、最後のシーンが、とーってもいいです♪
聖杯の意味を理解できたと、思い、フランスを後にする前夜、ふと、ソニエールのなぞであった文章が、絶対の確信に変わり、現場へ行くシーン。
夜のルーブル美術館の美しく、荘厳で、宇宙をも思わせるピラミッドの幻想的な、映像・・・
これは、小説では目に焼き付けることができない、映画ならではの神秘的で、崇拝なシーンでした。
この映画を診ると、ルーブルへ行きたくなります。
(新婚旅行で行ったときは、まだこのピラミッドは無かった・・・・)
でも、私の結論は、私には原作を読んでから、映画館に行って行けない!ってことが判りました(笑)
そういえば、この主人公のラグンドンシリーズとしての、第1作”天使と悪魔”を映画化する、話があるそうです。
出演者はこれから、交渉するのだそうですが・・・トム・ハンクスもこの、映画の非難の度合いにより、決めるのではないでしょうか?